出棺。

2004年9月1日
今日はお葬式だった。

ちゃんと見送り届けたいと思い、
急ではあったがバイトを休ませてもらった。

式の最中は昨日よりは泣かなかった。

本当なら明日から友人と沖縄旅行だったそうだ。

一番仲の良かったらしき友人が

「ともちゃん!!

 この間、一緒に病気を克服しようって
 いったばっかりだったのに・・・。
 私にはまだ実感がありません。
 
 頑張ってたともちゃんが一番だったよ。」

ってなきながら話してくれた。

そして、出棺。
親族のみがお棺の中に花をたむけていた。
冷静を保っていた親族のみなさんの
とめることのできない涙をそのときに見た。

私の目の前をお棺が通ったときに
今までにない涙が出て、
止まらなくなってしまった。

霊柩車のクラクションとともに
ともちゃんは去った。

享年31才。
常に努力を惜しまない人だった。

人はいつか死に行く。
私はあの子がまだ
人生を咲かせる前に逝ってしまったことを悔い

しかし、それで終わりではなく、

自分も
あの子の分まで生き抜こうと思った。
そして幸せに成らなければいけないと思った。

そしてあの子が生きたことを忘れないで
この胸に刻み込んで
辛いことがあったときに
また思い出して
励ましてもらうことにしよう。

今になって
もっとあなたと話しておけばよかったと思うよ。
だから今一緒に生きているすべての人と
もっと関わっていこうと思う。

もう悔やみたくないから。

 

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