うんざりする

2006年9月9日
こうやってテレビ見ていれば
恋人との死別というのを
感動させるひとつの手段として
まあよく使っているのがわかった。

本当にそれを体験した人で
あんなにテレビと同じようにきれいごとで済ませられる人
少数だと思う。

なくなってからずっと彼の思い出に浸り続け
「まだ死んだ人のこといってるの?」
なんていわれて、
心はずっと癒されず鬱になっていくひとなんて
たくさんいるとおもう。

だって本当は自分が死ぬまで一緒にいると
誓った人だったんでしょう?
それなら自分が死ぬまで、彼のことを考えていたって
不思議じゃないんだから。

もう二度と恋はしない、あの人が最後の恋人だ
って思いたくても
どうしたって人のぬくもりがほしくなって
すぐに恋人を作って
彼の親に白い目で見られる人だっているはず。

人間、きれいごとなんかだけではいきていけなんだ。
人の死をそんな簡単に語られることが怖い。

正直言って今の私の精神状態では
誰かが死んで感動する、といったたぐいのものを見てしまえば
自暴自棄に陥るだろう。
自分とリンクして、訳がわからなくなるだろう。

正直彼のことを考えることから逃げている。
きっとまだ認めたくないんだと思う。

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